キャバリアの涙やけ|涙が多いのではなく、足りなくなる犬種です
- この記事について
現時点では個人的に感じた感想や意見はまだ記載しておりません!
海外の獣医学的に涙やけをどう捉えるのかをまとめて参照した内容となります!
これはこういうのはあった。これはどうだろう?という僕の経験則の部分はまた随時更新いたします!
- こんな人にオススメな内容
-
- キャバリアの目の下が茶色く変色して、拭いても戻らない
- 若いころは平気だったのに、最近になって目やにが増えた
- 目が大きくて、まばたきをしても閉じきっていない気がする
- 目を細める、前足で目をこすることがある
- キャバリアは、涙が「足りなくなる」犬種です
- 涙が足りないのに、目の周りが汚れる理由
- 生えてはいけない場所から、まつ毛が生えています
- 目が大きく、まぶたが閉じきらないことがあります
- 毛色で「見え方」が違います
- 受診の目安チェックリスト
- 自宅でできること
- CLEAR WATER を使う場合の手順
- やってはいけないこと
- よくある質問
- まとめ
- 参考文献
- 二次引用(一次論文の要旨は未確認)
- 免責事項
キャバリアの目の下が、いつのまにか茶色くなっている。若いころは気にならなかったのに、最近は目やにも多い。目が大きいぶん、余計に目立つ——そう検索してこのページにたどり着いた方に向けて書いています。
最初に、この記事の結論を一行で書きます。
キャバリアは「涙が多い」犬種ではなく、「涙が足りなくなりやすい」犬種です。 涙やけの話を、涙が多い前提で始めると、いちばん大事なところを外します。
海外の獣医学的な情報源を確認したうえで、順に整理します。本文で触れている資料の出典は、すべて記事末尾の参考文献に挙げています。
先に結論だけお伝えします。
- 英国の一次診療36万3,898頭を追跡した研究では、キャバリアが ドライアイ(乾性角結膜炎)になる確率は雑種犬の19.79倍。有病率は1.91%で、犬全体(250頭に1頭)の約5倍です
- ヨーロッパの獣医眼科専門医の団体の手引きでは、キャバリアのドライアイは 「知られている」病気として2つの形 が載っています。4〜8歳で起きるものと、生まれつきのもの(皮膚の病気を伴う)です
- ドライアイでは、粘り気のある目やにが増えて目の周りを汚します。 涙やけと紛らわしい
- 本来ない場所からまつ毛が生える 睫毛重生 も報告があります。フランスの専門クリニックの記録では、受診したキャバリアの17.8%。ただし85%は刺激になっていませんでした
- 目が大きく前に出ていて、まぶたが閉じきらない状態(露出性角膜症)が報告されている 犬種です。角膜に傷ができる有病率は2.49%(犬全体の0.80%の約3倍)
キャバリアは、涙が「足りなくなる」犬種です

ここが、キャバリアでいちばん知っておいてほしい点です。
英国の王立獣医大学が一次診療の記録36万3,898頭を1年間追跡した研究では、ドライアイ(乾性角結膜炎)の発生は犬全体で250頭に1頭でした。犬種別に見ると、確率が高かったのはアメリカン・コッカー・スパニエル(雑種犬の52.33倍)、イングリッシュ・ブルドッグ(37.95倍)、ラサ・アプソ(21.58倍)、そして キャバリア(19.79倍) です。有病率は1.91%でした。
日本で飼われている犬種の中で、ここまでドライアイの確率が高い犬種は多くありません。
ヨーロッパの獣医眼科専門医の団体(ECVO)が犬種ごとに遺伝性・好発の目の病気をまとめた手引きの2021年版では、キャバリアのドライアイは「知られている」病気として、2つの形 が記載されています。
- 4〜8歳で起きるもの。 遺伝の仕方は分かっていません。免疫が涙を作る腺を攻撃することで起きると考えられている、犬で一般的な形です
- 生まれつきのもの。 皮膚の病気(魚鱗癬様皮膚症)を伴い、常染色体劣性で遺伝します。原因遺伝子が特定されていて、生後2週ごろから目の変化が現れます。まれですが、キャバリアに特有の病気です
多くの飼い主さんに関係するのは前者です。若いころは平気だったのに、中年になってから目やにが増えた——このパターンは、涙やけではなくドライアイの始まりかもしれません。
涙が足りないのに、目の周りが汚れる理由
ドライアイは、涙の水分が減る病気です。涙が減ると、目の表面を守るために粘液の成分が相対的に増え、粘り気のある黄色っぽい目やに が出ます。それが目の周りの毛につき、乾いて固まり、赤茶色〜黄褐色に変色します。
涙やけだと思って毎日拭いていたものが、実は目やにだった。 キャバリアでは、これが起こり得ます。
見分けるポイントは、汚れの質です。
- 涙やけ:さらっとした涙で毛が湿り、乾くと赤茶色に着色する
- ドライアイの目やに:粘り気があり、糸を引く。乾くと固まる。目の表面のつやがなく、白目が赤い
ドライアイは、放置すると角膜に傷や色素沈着が進みます。ただし、動物病院で治療できる病気です。 診察では涙の量を測る簡単な検査(シルマー涙液試験)で分かります。目やにの質が変わったら、涙やけの見た目だけで判断せず、診てもらってください。
この記録で、有病率がキャバリア(1.91%)より高かった犬種は、アメリカンコッカースパニエル(5.90%)と、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(2.21%)でした。同じ「足りなくなる」犬種として、見るところは共通です。
あわせて読みたい アメリカンコッカースパニエルの涙やけ|ドライアイ52倍・チェリーアイ12倍、手引きに15の目の病気が載る犬種 → あわせて読みたい ウエスティの涙やけ|白い毛にかゆみとドライアイが重なる犬種です →「涙が多い」と「目が乾く」が同時に起きる犬種もあります。その違いは、犬全体の記事にまとめています。
あわせて読みたい 犬の涙やけの原因は?海外の獣医学的な根拠と受診の目安を解説 →涙がぎりぎりの目は、夏のエアコンの乾いた風で保てなくなることがあります。夏に粘る目やにが増えたら、こちらも確かめてください。
あわせて読みたい 夏の涙やけ|エアコンの風、紫外線、湿気とダニ、水遊び——6〜8月に涙と皮膚が荒れる4つの候補と、確かめる順番 →冬の暖房の乾いた風でも同じことが起きます。「目やにが粘る」なら、冬の記事も確かめてください。
あわせて読みたい 冬の涙やけ|暖房の乾いた風・残るダニ・寒い外気——12〜2月に「目やにが粘る」なら涙が減った側を疑ってください →生えてはいけない場所から、まつ毛が生えています

2つ目は、まつ毛の話です。
まぶたのふちには、涙の油分を出す マイボーム腺 という小さな腺が並んでいます。睫毛重生(じゅうもうじゅうせい) は、この腺の出口から、本来生えるはずのないまつ毛が生えてくる状態です。角膜に当たれば刺激になり、涙が増えます。
ECVOの手引きでは、キャバリアの睫毛重生は「報告あり」として載っています。数字を出しているのは、フランスの眼科専門クリニックの記録です。2010〜2019年に睫毛重生と診断された291例をまとめた研究で、受診したキャバリアの17.8%に睫毛重生が見つかり、犬種別ではイングリッシュ・ブルドッグ(35.2%)、アメリカン・コッカー・スパニエル(19.4%)に次いで3番目 でした。ほとんどが両目でした。
ただし、ここが大事です。同じ研究で、睫毛重生の85%は刺激になっていませんでした。
毛が柔らかく、角膜に当たっていないなら、何もしなくてよい場合が多いということです。すべてに処置が必要なわけではありません。
刺激になっているかどうかは、目を細める、涙が増える、白目が赤い、といったサインで判断します。処置が必要なら、動物病院で凍結や電気によってまつ毛の根を処理します。自分で抜くのはおすすめしません。 抜いても数週間で生え直すため一時しのぎにしかならず、まぶたを傷つけるおそれがあります。
まつ毛が原因の涙やけは、トイプードルでも中心になる話です。診察でどう見分けるかは、こちらに詳しく書いています。
あわせて読みたい トイプードルの涙やけ|涙が多いのか、出口が閉じているのか →目が大きく、まぶたが閉じきらないことがあります

3つ目は、キャバリアの顔のつくりです。
キャバリアの目は大きく、前に出ています。ECVOの手引きには、この犬種で 「露出性角膜症/マクロブレファロン」 の報告があることが記されています。まぶたの開きが目に対して大きすぎて、まばたきをしても上下のまぶたが真ん中で合わず、角膜の中央が閉じ残る状態です。
閉じ残った角膜は乾きます。乾けば刺激され、反射的に涙が出ます。そして、この犬種ではそもそも涙が足りなくなりやすい。「乾く」と「あふれる」が同時に起きる 構図は、短頭種の記事で書いたことと同じです。
イングランドの一次診療10万4,233頭の記録を解析した研究では、キャバリアが角膜に傷(角膜潰瘍)を負っていた有病率は 2.49% でした。犬全体の0.80%の約3倍です。
もうひとつ、キャバリアで知っておいてほしい角膜の話があります。ECVOの手引きには、2〜4歳で起きる 角膜ジストロフィー(角膜に脂質がたまって白い点や濁りができる状態)が「知られている」病気として載っています。多くは痛みも視力への影響もなく、治療の必要がないことが多いとされますが、飼い主さんの目には「角膜の白い濁り」として映ります。 傷による濁りと見た目が似ているので、白い点に気づいたら自己判断せず、診察で分けてもらってください。
まぶたが閉じきらない目のしくみは、シーズーの記事に詳しく書いています。
あわせて読みたい シーズーの涙やけ対策|短頭種だから起きる目のしくみ →毛色で「見え方」が違います

キャバリアの毛色は、ブレンハイム(白と栗色)、トライカラー、ルビー、ブラック&タンの4種類です。
ブレンハイムとトライカラーは顔の中央が白いので、少しの涙でも着色が目立ちます。ルビーとブラック&タンは、同じことが起きていても目立ちません。着色は毛の色の問題で、起きていることは同じです。
だから、色の濃い子は「涙やけがないから大丈夫」ではなく、目やにの質、白目の赤み、目を細める仕草で判断してください。逆にブレンハイムの子で着色が目立っても、それ自体は毛の色の問題です。慌てて消そうとする前に、上の3つを確認してください。
受診の目安チェックリスト
ひとつでも当てはまれば、動物病院にご相談ください。痛がっているかどうかで判断しないでください。
- 目やにが粘り気を帯びてきた、糸を引く、量が増えた
- 白目が充血している
- 目の表面のつやがない、乾いて見える
- 角膜が白っぽく濁っている、白い点がある
- 黒目に黒ずんだ部分が広がってきた
- 目を細めている・開けにくそうにしている
- 前足で目をこする、床や家具に顔をこすりつける
- まばたきをしても、目が閉じきっていないように見える
- 片目だけに症状が出ている
- 急に涙の量が増えた
- 黄色〜緑色の膿のような目やにが出る
自宅でできること

確認できた自宅ケアは「拭く」「乾かす」「毛を短くする」の3つです。 着色を消すためではなく、濡れた状態が続くことで起きる皮膚トラブルを防ぐためのものと考えてください。
米国の大手動物病院チェーンの飼い主向け解説でも、この3点が基本として挙げられています。
- 目の周りを清潔に保つ(拭く)
- 拭いたあとは乾いた状態に保つ(乾かす)
- 目の周りの被毛を短くカットする
拭き取りは、乾いた被毛をこするのではなく、湿らせて汚れをふやかしてから、力を入れずに押さえるように 行います。目に液体が入らないよう、目頭から外側に向けて動かしてください。粘り気のある目やにがこびりついている場合は、無理にはがさず、ふやかしてから取ってください。
キャバリアは、耳の長い毛が目の近くまで来る子がいます。目頭から目の下の毛は短く、耳の毛が目に入らないように整えてもらってください。目のすぐそばを自分でハサミで切るのは避けて、トリマーか動物病院にお願いしてください。目が大きく前に出ているぶん、刃先が角膜に触れやすい犬種です。
そして、拭いたあとに乾かすところまでが1セット です。
濡れたまま放置するとどうなるかは、別の記事にまとめています。
あわせて読みたい 涙やけはお手入れ不足で悪化!原因をわかりやすく解説! →CLEAR WATER を使う場合の手順
当店の CLEAR WATER をお使いの場合は、次の手順です。
- コットンを指先大にちぎる
- ひたひたになるまでスプレーする
- コットンを軽く絞りながら、目の周りを優しくマッサージするように拭く
- こびりついた目やには、ふやかしてから取る
- 清潔なコットンで水気を拭き取り、乾いた状態にする
- 涙や目やにの量に応じて回数を調整する
着色を消すための工程ではありません。 涙や目やにが付着している時間を短くするための工程です。すでに色のついた毛は元に戻りません。だからこそ、今ある色が薄くなるのを待つのではなく、これ以上濃くしないために毎日続けます。 拭かなかった日のぶんだけ、新しい着色が積み重なります。
ただし、繰り返しになりますが、目やにの質が変わったなら、拭くことは対処になりません。 ドライアイなら治療が必要です。お手入れと受診は、別の話として両方してください。
やってはいけないこと
粘り気のある目やにが続いているのに、涙やけとして拭くだけで済ませないでください。 キャバリアはドライアイの確率が高い犬種です。放置すると角膜が傷みますが、治療できる病気です。
まつ毛を自分で抜かないでください。 数週間で生え直すうえ、まぶたを傷つけるおそれがあります。処置が必要かどうかの判断も、処置そのものも動物病院で。
目のすぐそばの毛を、自分でハサミで切らないでください。 目が大きく前に出ているぶん、刃先が角膜に触れやすい犬種です。
過酸化水素(オキシドール)を含む製品を目の周りに使わないでください。 米国の大手動物病院チェーンの解説が、明確に警告しています。
点眼薬は、以前に処方されたものであっても獣医師の指示なく使わないでください。 人間用の目薬も同様です。ドライアイの治療薬は診断のうえで処方されるもので、市販の目薬で代わりにはなりません。
「白くなる」と謳うサプリには注意が必要です。 2014年8月、米国の食品医薬品局(FDA)は涙やけ製品を販売する3社に警告書を発出しました。一部の製品にタイロシン酒石酸塩という抗菌性物質が含まれていたためです。FDAは、タイロシンは犬・猫のいかなる用途にも承認されていないと明言しています。より大きな問題は、原因を診断しないまま着色だけを消してしまうと、ドライアイという見逃してはいけないサインを覆い隠してしまう ことです。
よくある質問
Q. キャバリアは涙やけになりやすい犬種ですか?
涙が多い犬種というより、涙が足りなくなりやすい犬種 です。英国の36万3,898頭の研究では、キャバリアはドライアイになる確率が雑種犬の19.79倍で、有病率は1.91%でした。ドライアイでは粘り気のある目やにが増えて目の周りを汚すため、涙やけと紛らわしくなります。
Q. 若いころは涙やけがなかったのに、中年になって目やにが増えました。
キャバリアのドライアイは、4〜8歳で起きる形 がECVOの手引きに「知られている」病気として載っています。中年になってから目やにが増えた、粘り気が出てきた、目の表面のつやがない、というときは、涙やけではなくドライアイの可能性があります。診察で涙の量を測ってもらってください。
Q. 「涙が足りない」のに、なぜ目の周りが汚れるのですか?
涙の水分が減ると、粘液の成分が相対的に増え、粘り気のある黄色っぽい目やにが出ます。それが毛について乾き、赤茶色〜黄褐色に変色します。涙やけだと思って毎日拭いていたものが、実は目やにだった ということが起こります。
Q. まつ毛が目に当たっていると言われました。抜けばいいですか?
自分で抜くのはおすすめしません。抜いても数週間で生え直すため一時しのぎにしかならず、まぶたを傷つけるおそれもあります。フランスの専門クリニックの記録では、睫毛重生の85%は刺激になっていなかったと報告されていて、処置が必要とは限りません。判断も処置も、動物病院で行うものです。
Q. 痛がっていないので様子を見ても大丈夫ですか?
粘り気のある目やに、白目の充血、目の表面のつやがない状態が続くなら、ドライアイの可能性があります。放置すると角膜に傷や色素沈着が進みますが、動物病院で治療できる病気です。 痛がっていなくても、目やにの質が変わったら受診してください。
Q. フードを変えれば涙やけは減りますか?
通常のドッグフードが涙やけを引き起こすことを示した対照試験は、確認できませんでした。キャバリアの場合、涙の量そのものと、まつ毛・まぶたという診察で確認できる原因があります。フードの見直しは、獣医師が原因を絞り込んだうえでの選択肢です。
まとめ
- キャバリアは 「涙が多い」ではなく「涙が足りなくなりやすい」犬種。英国の36万3,898頭の研究で、ドライアイの確率は雑種犬の19.79倍、有病率1.91%
- ECVOの手引きでは、4〜8歳で起きるドライアイ と、生まれつきのドライアイ(皮膚の病気を伴う)の2つが「知られている」病気
- ドライアイでは 粘り気のある目やにが増えて目の周りを汚す。涙やけと思っていたものが目やにだった、ということが起こる。治療できる病気です
- 睫毛重生 は受診したキャバリアの17.8%に見つかったという記録がある。ただし85%は刺激になっておらず、処置が必要とは限らない
- 目が大きく前に出ていて、まぶたが閉じきらない状態の報告 がある。角膜に傷ができる有病率は犬全体の約3倍
- ブレンハイムやトライカラーは着色が目立ち、ルビーやブラック&タンは目立たない。起きていることは同じ
- 自宅でできるのは「拭く・乾かす・毛を短くする」。ただし 目やにの質が変わったら、拭くことは対処にならない。受診とお手入れは別の話
涙やけは見た目の問題として語られがちですが、キャバリアの場合、その下で涙が足りなくなっていることがあります。若いころとの違いに気づいたら、涙やけとは切り離して受診してください。
参考文献
- ECVO Manual: Breeds 2021 – Cavalier King Charles Spaniel|European College of Veterinary Ophthalmologists(ヨーロッパの獣医眼科専門医団体による犬種別の遺伝性・好発眼疾患の手引き。乾性角結膜炎の2つの形、角膜ジストロフィー、睫毛重生・露出性角膜症の報告)
- O’Neill DG, et al. Keratoconjunctivitis sicca in dogs under primary veterinary care in the UK: an epidemiological study. J Small Anim Pract. 2021. doi:10.1111/jsap.13382(英国の一次診療36万3,898頭の解析。犬種別の確率は王立獣医大学の発表資料経由で確認)
- O’Neill DG, Lee MM, Brodbelt DC, Church DB, Sanchez RF. Corneal ulcerative disease in dogs under primary veterinary care in England: epidemiology and clinical management. Canine Genet Epidemiol. 2017;4:5. doi:10.1186/s40575-017-0045-5(イングランドの一次診療10万4,233頭の解析。キャバリアの角膜潰瘍有病率2.49%)
- Congenital Keratoconjunctivitis Sicca and Ichthyosiform Dermatosis – Cavalier King Charles Spaniel|Science for Animal Welfare(英国の動物福祉団体による資料。Barnett 2006、Hartley ら 2009 を引用)
- Keratoconjunctivitis Sicca (KCS) or Dry Eye in Dogs|VCA Animal Hospitals(米国の大手動物病院チェーン。好発犬種と原因の解説)
- Eye Discharge or Epiphora in Dogs|VCA Animal Hospitals(米国の大手動物病院チェーン)
- Tear Staining in Dogs|MedVet(米国の動物病院グループ)
- FDA warns makers of unapproved tear stain products|AVMA / JAVMA News, 2014
- FDA Warning Letter: Merit Pet Products, LLC(2017年5月12日)
二次引用(一次論文の要旨は未確認)
- Jondeau C, et al. Epidemiology and clinical significance of canine distichiasis: A retrospective study of 291 cases. Vet Ophthalmol. 2023;26(4):339-346.(フランスの眼科専門クリニックの記録。キャバリア17.8%、85%は刺激なし。数値は CavalierHealth.org の紹介記事経由)
免責事項
本記事は一般的な情報の提供を目的としたものであり、診断ではありません。愛犬の症状については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。記載内容は執筆時点で確認できた情報にもとづいており、個々の犬に当てはまるとは限りません。
記事執筆者・監修者
- 西尾 亮佑
-
【ペット業界15年以上】横浜ペットコミュニティ専門学院にてトリミング・訓練を学び、大手ペットショップ・ペットメーカーに勤務。数多くのペットショップ・トリミングサロン・動物病院を視察してきました。
その中でペット業界の矛盾の多さや利益優先の姿勢に疑問を持ち、愛犬・愛猫の健康面を最優先に考える想いを貫くため2020年7月15日にDog&Cat CLEARを設立。愛猫21匹と愛犬2匹と暮らしながら『愛犬・愛猫の健康は飼い主が守る』を発信しています。