アメリカンショートヘアの涙やけ|目尻の「模様」と目頭の「跡」を見分けてください
- この記事について
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海外の獣医学的に涙やけをどう捉えるのかをまとめて参照した内容となります!
これはこういうのはあった。これはどうだろう?という僕の経験則の部分はまた随時更新いたします!
- こんな人にオススメな内容
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- アメリカンショートヘアの目の周りが、赤茶色に染まっている気がする
- 目の周りの黒い線が、模様なのか汚れなのか分からない
- シルバータビーの子の目の下だけ、色が違って見える
- アメショ柄の雑種猫を飼っている
- 顔のつくりは、涙が「抜ける」形をしています
- 目尻の線は「模様」、目頭の筋は「跡」です
- だから「原因」を探します:いちばん多いのは子猫期のウイルスです
- シルバーでは見え、ブラウンでは見えにくい
- アメショ柄の雑種猫にも、そのまま当てはまります
- 受診の目安チェックリスト
- 自宅でできること
- CLEAR WATER を使う場合の手順
- やってはいけないこと
- よくある質問
- まとめ
- 参考文献
- 免責事項
アメリカンショートヘアの目の周りが、赤茶色に染まっている気がする。でも、目の周りの黒い線が、模様なのか汚れなのか分からない——そう検索してこのページにたどり着いた方に向けて書いています。
アメリカンショートヘアの涙やけについて、最初にお伝えしたいことがあります。
この猫種は、顔のつくりで涙があふれる猫ではありません。 そして、この猫種の顔には、涙やけと紛らわしい「模様」 があります。まず、模様と跡を見分けること。そのうえで、跡があるなら、猫種ではなく、その子の原因を探すこと。この2つが、この記事の中身です。
海外の獣医学的な情報源を確認したうえで、順に整理します。本文で触れている資料の出典は、すべて記事末尾の参考文献に挙げています。
先に結論だけお伝えします。
- 米国の猫の登録団体(CFA)は、アメリカンショートヘアを 「猫種特有の健康問題は現在知られていない」 丈夫な猫とし、鼻を 「中くらいの長さ」 と定めています。涙の通り道が坂道になる顔ではありません
- CFAのクラシックタビーの模様の定義には、「目尻から後ろへ向かって、途切れない線が走る」 とあります。目尻から後ろへ向かう線は模様、目頭から下へ向かう赤茶色は跡 です
- 跡が目立つのは、シルバーの淡い地色 だからです。ブラウンタビーでは同じことが起きていても見えにくくなります
- 涙が続くなら、原因は「猫としての原因」です。いちばん多いのは 子猫期にもらった猫ヘルペスウイルス で、猫の最大97%が生涯のうちに触れます
- この記事の内容は、アメショ柄の雑種猫にもそのまま当てはまります
顔のつくりは、涙が「抜ける」形をしています

アメリカンショートヘアは、日本のペット保険会社の2025年のランキングで 8位(5.4%) の猫種です。米国の猫の登録団体(CFA)の解説は、この猫種を「働く猫の本来の姿」とし、「この丈夫な猫は、猫種特有の健康問題は現在知られていない」 と書いています。1980〜90年代にあった心臓の病気(肥大型心筋症)の問題も、繁殖の工夫でほぼ消えたとしています。
顔については、次のように定めています。
- 頭:大きく、頬がふっくらしていて、幅よりわずかに長い長円形の印象
- 鼻:中くらいの長さで、全体が同じ幅。横顔では、鼻筋から額へゆるやかに曲がって上がる
- 口元:四角く、成猫のオスにははっきりした頬袋
- 目:大きく幅広く、上まぶたはアーモンドを縦に切った形、下まぶたは丸い曲線
- 被毛:短く、厚く、均一で、硬い手触り。湿気・寒さ・浅い傷から体を守るのに十分な密さ
ペルシャで涙があふれる理由は、鼻先が下まぶたより高い位置にあり、涙の通り道が犬歯の根に押されて急な坂道になることでした。アメリカンショートヘアの横顔には、この「鼻先が下まぶたより上」がありません。涙の通り道は、普通の猫と同じように走っていると考えてよい形です。それでもあふれているなら、通り道のどこかが「ふさがっている」か、涙が「増えている」かの、どちらかです。
ペルシャとの違いは、ペルシャの記事を読んでいただくと分かりやすいと思います。
あわせて読みたい ペルシャの涙やけ|涙が重力に逆らう顔のつくりと、黒目の茶色いサイン →目尻の線は「模様」、目頭の筋は「跡」です

ここが、この猫種でいちばん大事なところです。
アメリカンショートヘアの多くは、クラシックタビー(渦巻き模様)です。CFAの模様の定義には、顔について次のように書かれています。
- 額のしわの模様が、複雑な 「M」の字 を作る
- 目尻から後ろへ向かって、途切れない線が走る
つまり、目の周りには 生まれつきの黒い線 があります。これを涙やけと見間違えることが、よくあります。見分け方は、位置と向きです。
| タビーの模様 | 涙やけ | |
|---|---|---|
| 始まる場所 | 目尻(目の外側) | 目頭(目の内側) |
| 向き | 後ろへ(耳・頬の方向) | 下へ(鼻の横) |
| 左右 | 対称。生まれつき | 左右差があることが多い |
| 色 | 毛色の黒〜濃い茶色 | 赤茶色〜黄褐色 |
| 触ると | 乾いている | 根元が湿っている、固まっている |
目尻から後ろなら模様、目頭から下なら跡 ——これだけ覚えてください。模様は拭いても消えませんし、消す必要もありません。跡は、目頭の下の毛の根元を指で触ると、湿っているか固まっているかで分かります。
「涙やけがひどい」と思っていたら、全部が模様だった、ということもあります。逆に、模様に隠れて、目頭の跡に気づかないこともあります。目頭の下だけを、指で触って確かめてください。
だから「原因」を探します:いちばん多いのは子猫期のウイルスです

目頭の下が湿っている、赤茶色の跡がある。この場合、猫種ではなく、その子の原因を探します。
英国の一次診療の記録で猫全体を調べた研究(2023年)では、目の病気が記録されていた猫は 4.8%、結膜炎は1.6%でした。アメリカンショートヘアだけの数字は確認できませんでしたが、顔のつくりが普通である以上、この「猫の平均」から大きく外れる理由は見当たりません。
猫で涙と目やにを増やす原因のうち、いちばん多いのは 猫ヘルペスウイルス(FHV-1) による結膜炎です。米国の大学の猫の専門機関(コーネル大学)の解説は、次のように書いています。
- 猫の 最大97% が、生涯のうちにヘルペスウイルスに触れる
- 触れた猫の 最大80% で、一生残る感染になる
- そのうち 最大45% が、主にストレスをきっかけに、周期的にウイルスを出す
- 一度感染した猫は生涯ウイルスを持ち続け、上部気道と目の症状を 繰り返すことがある
同じ解説は、カリシウイルスについて、少数で飼われている猫では約10%の感染率が、シェルターや繁殖キャッテリーのような密集した環境では最大90% になると書いています。アメリカンショートヘアは、ブリーダーやペットショップで、複数の猫がいる環境を経てから家に来ます。そして、新しい家に来ること自体が、ストレス です。迎えて数日〜数週間で涙と目やにが出はじめ、落ち着いたと思ったらまた出る——この経過は、猫種ではなく、ウイルスの性質で説明がつきます。
ウイルスのこと、片目だけの涙、子猫の時期の感染、涙の通り道のつまりについては、猫の涙やけの記事にまとめています。アメリカンショートヘアでも、その内容がそのまま前提になります。
あわせて読みたい 猫の涙やけの原因|感染症のサインと受診の目安を解説 →原因を順に確かめる手順は、スコティッシュフォールドの記事に「感染症・まぶた・毛・涙の通り道」の4つでまとめています。鼻の長さが普通のアメリカンショートヘアでも、順番は同じです。
あわせて読みたい スコティッシュフォールドの涙やけ|鼻は「ほどほど」に短い。だから原因を決めつけない →シルバーでは見え、ブラウンでは見えにくい

ここまでが「涙が出る理由」です。ここからは「なぜ跡が目立つか」です。
涙やけの着色に関わるとされるのは、ポルフィリンという物質です。米国の動物病院グループの解説によれば、鉄を含む分子が分解される過程でつくられ、涙のほか唾液や尿からも排出されます。毛色に関係なく、涙に含まれています。
アメリカンショートヘアといえばシルバークラシックタビーで、CFAの解説もこの色がもっとも人気だとしています。シルバータビーは、地色が淡い銀色 です。だから、目頭の下の淡い毛に、赤茶色がはっきり出ます。ブラウンタビーやレッドタビーでは、同じことが起きていても、地色に紛れて見えにくくなります。猫種の中で体質が違うのではなく、見えているかどうかの違い です。
濃い色の子は、着色ではなく、目の下の毛が湿っていないか、においがないか、皮膚が赤くないかで判断してください。
もうひとつ、被毛の点です。審査基準が「厚く、硬く、湿気から体を守るのに十分な密さ」と定めているとおり、この猫種の毛は密です。密な毛は、涙を根元に閉じ込めて、表面が乾いたように見えても根元は湿ったままになります。拭いたあとに、根元まで乾いているか を指で確かめてください。
アメショ柄の雑種猫にも、そのまま当てはまります
日本の猫のランキングで2位(11.2%)は雑種で、その中にはアメショ柄——シルバーやブラウンのクラシックタビー——の子がたくさんいます。
この記事の内容は、そうした子にもそのまま当てはまります。タビーの模様の位置と向きは、純血種でも雑種でも同じです。そして、顔のつくりが普通の猫であれば、涙やけの原因は「猫としての原因」——ヘルペスウイルス、片目だけの涙、涙の通り道、まぶた——で考えます。猫種名で変わるところは、ほとんどありません。 保護猫として迎えた子は、シェルターという密集した環境を経ていることが多いので、ウイルスの話はむしろ純血種より当てはまります。
同じく顔のつくりが普通で、猫種のせいにできない猫に、ラグドールがあります。英国の記録で目の病気の割合は猫全体とほぼ同じでした。跡が出るのは白い逆V字と白いあごです。
あわせて読みたい ラグドールの涙やけ|「猫種のせい」にできない理由と、白い逆V字に残る跡 →受診の目安チェックリスト
ひとつでも当てはまれば、動物病院にご相談ください。
- 目頭の下の毛の根元が、いつも湿っている
- 迎えてから、涙・目やにが2週間以上続いている
- くしゃみ、鼻水をともなう
- 片目だけに症状が出ている、片目だけ跡が濃い
- 急に涙の量が増えた
- 目を細めている、まばたきが増えた
- 目頭から白い膜(第三眼瞼)が出ている
- 白目が充血している、角膜が白っぽく濁っている
- 目やにが粘り気を帯びてきた、黄色〜緑色の膿のような目やにが出る
- 目の下の皮膚が赤い、ただれている、においがする、毛が抜けている
- 前足で目をこする、床や家具に顔をこすりつける
- 1歳を過ぎて、両目とも涙が多い状態が続いている(涙の通り道を確認する段階です)
自宅でできること

原因の診断がついている、あるいは受診したうえで経過を見ている——その前提での話として書きます。
確認できた自宅ケアは「拭く」「乾かす」「毛を整える」の3つです。 着色を消すためではなく、濡れた状態が続くことで起きる皮膚トラブルを防ぐためのものと考えてください。米国の大手動物病院チェーン(VCA)の解説でも、目の周りを清潔に乾いた状態に保ち、たまった汚れを取り、目の周りの毛を短くすることが挙げられています。
拭くのは、目頭の下 です。目尻の模様は、拭く場所ではありません。
猫では、犬以上に やり方そのもの が大事になります。
- 無理に押さえつけないこと。 顔まわりを強く保定されることは猫にとって強いストレスで、ストレスはヘルペスウイルスの再活性化のきっかけになります。嫌がる日はやめる、が正解です
- 1回を短く。 数秒で終わらせて、あとはごほうび。回数を分けるほうが続きます
- 目に液体が入らないよう、目頭から外側へ。 こするのではなく、湿らせてふやかしてから押さえるように。目が大きい猫種なので、コットンの端が角膜に触れないよう、目から離れたところから始めてください
- 拭いたあとに乾かすところまでが1セット。 密な毛の根元は乾きにくいので、乾いたコットンで押さえたあと、指で根元を確かめてください
濡れたまま放置するとどうなるかは、別の記事にまとめています。
あわせて読みたい 涙やけはお手入れ不足で悪化!原因をわかりやすく解説! →CLEAR WATER を使う場合の手順
当店の CLEAR WATER をお使いの場合は、次の手順です。
- コットンを指先大にちぎる
- ひたひたになるまでスプレーする
- 猫の顔に直接スプレーしない。 コットンに含ませてから使う
- コットンを軽く絞りながら、目から離れたところから、目頭の下を優しく押さえるように拭く
- 清潔なコットンで水気を拭き取り、密な毛の根元まで乾いた状態にする
- 嫌がるようなら中断し、日を改める
着色を消すための工程ではありません。 涙が付着している時間を短くするための工程です。すでに色のついた毛は元に戻りません。だからこそ、今ある色が薄くなるのを待つのではなく、これ以上濃くしないために続けます。
ただし、繰り返しになりますが、ウイルス性の結膜炎や涙の通り道のつまりは、拭いても変わりません。 お手入れと受診は、別の話として両方してください。
やってはいけないこと
目尻の模様を、涙やけとして拭き続けないでください。 生まれつきの線は消えませんし、消す必要もありません。拭く場所は目頭の下です。
「アメショだから」で受診を先延ばしにしないでください。 この猫種には、涙があふれる顔のつくりがありません。続いている涙には、確かめるべき原因があります。
他の猫に処方された目薬を使い回さないでください。 猫の目の病気ではステロイドを含む薬が症状を悪化させることがあり、獣医師の管理下で使うべき薬とされています。角膜に傷がある状態で使えば、傷を深くします。人間用の目薬も同じです。
犬用の製品を、成分を見ずに猫へ使わないでください。 猫は精油に含まれるフェノール類を分解する酵素を欠いており、犬では問題にならない成分が猫では問題になります。犬猫兼用と書かれていても、成分表示を確認してください。
あわせて読みたい 猫がいる家で、犬の肉球クリームを選ぶときに確認すべきこと →過酸化水素(オキシドール)を含む製品を目の周りに使わないでください。 VCAの解説が、目に入れば重い損傷を起こすと明確に警告しています。
目のすぐそばを、自分でハサミやバリカンで触らないでください。 目頭の毛は、動物病院かトリマーにお願いしてください。
無理に押さえつけて毎日拭かないでください。 猫にとってのストレスは、ヘルペスウイルスを再び目覚めさせる引き金のひとつです。よかれと思ったお手入れが、原因を悪化させることがあります。
「白くなる」と謳うサプリには注意が必要です。 2014年8月、米国の食品医薬品局(FDA)は涙やけ製品を販売する3社に警告書を発出しました。一部の製品にタイロシン酒石酸塩という抗菌性物質が含まれていたためです。FDAは、タイロシンは犬・猫のいかなる用途にも承認されていないと明言しています。より大きな問題は、原因を診断しないまま着色だけを消してしまうと、ウイルス性の結膜炎という見逃してはいけないサインを覆い隠してしまう ことです。
よくある質問
Q. アメリカンショートヘアは涙やけになりやすい猫種ですか?
顔のつくりで涙があふれやすい猫種ではありません。CFAは、この猫種を「猫種特有の健康問題は現在知られていない」丈夫な猫とし、鼻は「中くらいの長さで、鼻筋から額へゆるやかに曲がって上がる」と定めています。ペルシャのように涙の通り道が坂道になる顔ではないので、涙が続くなら、猫種ではなく、その子に原因があります。
Q. 目の周りの黒い線は、涙やけですか?
位置と向きで見分けられます。CFAのクラシックタビーの模様の定義には、「目尻から後ろへ向かって、途切れない線が走る」とあります。目尻から後ろ(耳や頬の方向)へ向かう線は模様で、生まれつき左右対称に入っています。涙やけは、目頭から下(鼻の横)へ向かう筋状で、根元が湿っていて、赤茶色です。目尻から後ろなら模様、目頭から下なら跡、と覚えてください。
Q. シルバータビーの子だけ目立つのは、なぜですか?
地色が淡いからです。着色に関わるとされるポルフィリンという物質は毛色を問わず涙に含まれ、シルバーの淡い地色では見え、ブラウンタビーの濃い地色では見えにくくなります。猫種の中で体質が違うのではなく、見えているかどうかの違いです。 濃い色の子は、着色ではなく、目の下の毛が湿っていないか、においがないか、皮膚が赤くないかで判断してください。
Q. 迎えてから、涙と目やにが続いています。
子猫期の感染がいちばん考えやすい原因です。コーネル大学の解説では、猫の最大97%が生涯のうちにヘルペスウイルスに触れ、最大80%で一生残る感染になり、そのうち最大45%がストレスで再びウイルスを出します。複数の猫がいる環境から新しい家に来ること自体がストレスです。 くしゃみや鼻水をともなう、片目から始まった、目を細める、といったときは受診してください。
Q. アメショ柄の雑種猫にも、この記事は当てはまりますか?
当てはまります。タビーの模様の位置と向きは、純血種でも雑種でも同じです。そして、顔のつくりが普通の猫であれば、涙やけの原因は「猫としての原因」——ヘルペスウイルス、片目だけの涙、涙の通り道、まぶた——で考えます。猫種名で変わるところは、ほとんどありません。
Q. フードを変えれば涙やけは減りますか?
通常のキャットフードが涙やけを引き起こすことを示した対照試験は、確認できませんでした。アメリカンショートヘアの場合、まず確かめるべきはウイルス性の結膜炎や涙の通り道といった、診察で確認できる原因です。フードの見直しは、獣医師が原因を絞り込んだうえでの選択肢です。
まとめ
- CFAはこの猫種を 「猫種特有の健康問題は現在知られていない」 丈夫な猫とし、鼻は 「中くらいの長さ」。涙の通り道が坂道になる顔ではない
- 目尻から後ろへ走る線は模様、目頭から下へ向かう赤茶色は跡。目頭の下の毛の根元を触って、湿っているかで確かめる
- 跡が目立つのは シルバーの淡い地色 だから。ブラウンでは見えにくいだけで、起きていることは同じ。密な毛の 根元まで乾かす
- 涙が続くなら、原因は「猫としての原因」。いちばん多いのは 子猫期の猫ヘルペスウイルス。最大97%が触れ、最大80%で一生残り、ストレスで再び出る
- アメショ柄の雑種猫にもそのまま当てはまる。保護猫は、むしろウイルスの話が当てはまりやすい
- 自宅でできるのは「拭く・乾かす・毛を整える」。拭く場所は目頭の下。押さえつけない、嫌がる日はやめる、乾かすまでが1セット
涙やけは見た目の問題として語られがちですが、アメリカンショートヘアの場合、まず「それは模様か、跡か」から始まります。目尻ではなく、目頭の下を触ってください。
参考文献
- American Shorthair|The Cat Fanciers’ Association(米国の猫の登録団体による猫種の解説と審査基準。頭・鼻・目・被毛の定義、健康についての記述、クラシックタビーの模様の定義)
- O’Neill DG, Gunn-Moore D, Sorrell S, et al. Commonly diagnosed disorders in domestic cats in the UK and their associations with sex and age. J Feline Med Surg. 2023;25(2). doi:10.1177/1098612X231155016(英国の一次診療の記録から猫全体18,249頭の病気を調べた研究)
- Respiratory Infections|Cornell Feline Health Center, Cornell University College of Veterinary Medicine(猫ヘルペスウイルス・カリシウイルスの感染率と再活性化)
- Guideline for Feline Herpesvirus Infection|ABCD(European Advisory Board on Cat Diseases)
- Eye Discharge (Epiphora) in Cats|VCA Animal Hospitals(米国の大手動物病院チェーン。原因と自宅ケア)
- Tear Staining in Dogs|MedVet(米国の動物病院グループ。ポルフィリンについての解説)
- 2025年最新版!「猫の名前&猫種ランキング」|アニコム損害保険(2024年2月〜2025年1月に新規契約した0歳の猫56,111頭の集計)
- FDA warns makers of unapproved tear stain products|AVMA / JAVMA News, 2014
免責事項
本記事は一般的な情報の提供を目的としたものであり、診断ではありません。愛猫の症状については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。記載内容は執筆時点で確認できた情報にもとづいており、個々の猫に当てはまるとは限りません。目の症状は進行が早いことがあります。判断に迷う場合は、記事を読み進めるより先に動物病院へご連絡ください。
記事執筆者・監修者
- 西尾 亮佑
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【ペット業界15年以上】横浜ペットコミュニティ専門学院にてトリミング・訓練を学び、大手ペットショップ・ペットメーカーに勤務。数多くのペットショップ・トリミングサロン・動物病院を視察してきました。
その中でペット業界の矛盾の多さや利益優先の姿勢に疑問を持ち、愛犬・愛猫の健康面を最優先に考える想いを貫くため2020年7月15日にDog&Cat CLEARを設立。愛猫21匹と愛犬2匹と暮らしながら『愛犬・愛猫の健康は飼い主が守る』を発信しています。